holly's日記

滋賀県大津市在住 40代ライダー兼ランナーです。

関西シクロクロス 第9戦 希望ヶ丘 C4B

ようやく出走できた関西シクロクロス

 

シクロクロス準備編

今シーズンのロード戦 ニセコや沖縄といった目標レースが中止になり、レースに出れない日々が続き、モチベーション維持が難しく、関西シクロクロスのHPを確認するとコロナ感染対策を実施し、レースを開催するとの情報を入手。

 

上記、ニセコや沖縄への遠征費用をシクロクロス車購入に充てたい旨を妻に相談し、10月頃からシクロクロス車を調べ始める。

 

和歌山、富田林の第1戦、第2戦は見送り、11月8日第3戦の烏丸半島の開催から参加出来ないか調整する。

同時に10歳の長男のシクロクロス車も購入を考え、親子で参戦したいと考える。

と長男のシクロクロス車は無事にコスパ最強のジャイアント紫明店で見つかり、無事に烏丸半島の第3戦に間に合った。

ただ私のシクロクロス車がなかなか希望に沿った車体が見つからない。

まぁ車もそうだが、新しいおもちゃ購入時にあれにしようか、これにしようか、考えている時間が楽しかったこともあるのだが、、、

思い返せば、ロードシーズンの春先当たりから探し出し、10月完成辺りを目指すべきであった。

結果11月下旬になっても希望の合う価格や車種が見つからず、早くレースには出たいが肝心の車体が決まらない状態が続いた。

もうオークションでもいいかと某オークションを検索すると手ごろな価格で状態の良さそうな車体が見つかり、この程度の金額ならと入札をかけてみると落札した。

 

手元に届いたのは12月初めでこれでようやく第5戦 マイアミ浜のレースに間に合うなと安堵し、レース3日前にマイアミ浜で練習に向かった。

 

到着し、15分程して最初に出てくるキャンバーを下った際に「バキッ」とドでかい音し、サドルに腰を降ろすと「プラーン」とサドルが曲がった。

すぐにやってしまったと悟り、降車し確認するとシートチューブが完全に折れていた。

「あぁシクロクロスシーズンでさえ、終わってしまった」と失意の中帰宅し、妻に状況を報告。案の定「某オークションで自転車購入するからやわ」と手厳しいお言葉を頂き、「怪我なくて良かったね」とやさしい言葉も同時にかけてくれる。

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ここからだめもとで他車両の検索を始めると「ブリジストンのCX6」のフレームがフレームセットで120,000円なのを知り、これならパーツ移植で対応が可能ではないかと知る。

しかも知人の知り合いのショップがブリヂストン推しで移植や足りない部品は集めてくれた。12月初旬で完成を聞くと2月上旬との回答であったが、レースの件を伝えるとかなり迅速に対応していただき、年末年始に入るにも関わらず、1月9日に仕上げてくれた。ほんと感謝。

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そのまま、車に乗せ、翌日開催の希望ヶ丘シクロクロスの試走に長男と向かう。

ここで初めてシクロクロスの練習を実施(笑)

希望ヶ丘のコースは2か所の登りがあり、その他は林間のダウンヒルや少しタイトなカーブのあるコース。

最初の登りが一番重要だなと考え、スタートダッシュをイメージして試走は終了。

 

シクロクロス レース編

会場には8時30分に到着

レースは10時10分から

会場には知り合いが多数いてレースが始まる前からほんと楽しい。

C4Bは出走が38名。

自分は36番なので後方スタート。

笛の音のみに集中して、開始と同時にアタックをかける。

平坦では5名ほどしか抜けなかったが、最重要だと思っていた最初の登りで一気に仕掛ける。

ごぼう抜きして最初のピークではすでに2位、さらにフラット部でダンシングし、ダウンヒルに入る前にトップに入りたがったが、そこは蓋をされ2位でダウンヒル開始。

ダウンヒル直後のカーブは当然乗車してやれるカーブでないので降車し、かつぎ、乗車。その動きがスムーズにいかない。

当然前との距離は離れ、後ろとはちじまる。

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2回目の登り

登りで追いつくがコーナーで差が開く。

いつの間にか1位の選手は見えなくなり、3位の選手としばらく2位争いをする。

このあたりがロードレースと違う。常に前に前にを伺い、隙あれば2位が前後する。

走りながらコーナー、ダウンヒルキャンバーの超え方等すべてにおいてまだまだという思いで走る。

納得いくのは最初の登坂のみ。

そこで差がつくと思い、そこのみ全力で攻める。

3周目に入り、前は見えないが、3位の選手も離れていくのが見える。

ここからは、致命的な落車はさけ、丁寧に展開してくことを意識する。

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応援が近く、普段のロードレースより長男の姿や応援が聞こえる。

ベルが鳴り、最終周。

やはり攻めれる箇所は登りのみ。

さすがに疲れてくる。

その後は、丁寧に落車しないように呼吸を整えながら走る。

最終のダウンヒルも丁寧にこなし、頭を下げてゴールへ。

2位で完走。

優勝は出来なかったが、せめて一発昇格を狙っていたので2位でフィニッシュ出来て良かった。

こんな時期にも関わらずレースを開催してもらえた関西シクロクロス主催者に感謝したい。

非常に楽しく、自分の未熟さを知ると同時に、伸びしろが多くあり、まだまだ成長できる種目だと感じ、今後のシーズンが非常に楽しみになった。

今回レース会場では多くの知り合いの方に出会えました。また、会場でお会いできればよろしくお願いいたします。

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